
通巻第 602 号
2003年1月20日(月曜日)
***** 政治・経済 *****
ホーチミン市人民委員会はいかなる贈答品も受理しない
ホーチミン市人民評議会は1月14日、テト(旧正月)を迎えるにあたり、ホーチミン市人民委員会の意見を通知した。それによると、ホーチミン市人民委員会は、機関・組織・個人によるいかなる贈答品をも受理しない方針だ。これは、ホーチミン市党委員会と同人民委員会が掲げる経費削減および浪費防止の方針に沿っている。さらに同人民委員会は、国家の規定に沿わない贈答品の購入に国家や団体の資金および財産を使用することや盛大なパーティーを行うことを厳しく禁止している。
(Sai Gon Giai Phong 1月15日,P.1)
ホーチミン市、2002‐2005年期に15億ドル以上のODAが必要
ホーチミン市人民委員会は、2002‐2005年期における政府開発援助(ODA)投入優先プロジェクトリストを明らかにした。同リストは、ホーチミン市の経済・社会発展目標をベースに作られ、15件(投資総額16億8,700万ドル)のプロジェクトが記載されており、うちODAの需要は15億4,100万ドルを占めている。
プロジェクトの内訳は▽環境改善および上下水道に関するプロジェクトが7件(同7億7,890万ドル)、▽インフラおよび交通開発プロジェクトが6件(同8億8,850万ドル・交通運輸省が投資主である地下鉄プロジェクト<同7億600万ドル>を含む)、▽医療分野プロジェクトが1件(同540万ドル)、▽農業農村開発プロジェクトが1件(同1,500万ドル)となっている。
(Dau Tu 1月15日,P.2)
アメリカ・日本向け繊維製品の輸出促進セミナー開催
日本商工会とホーチミン市商工協会は1月15日、アメリカおよび日本市場向け繊維製品の輸出促進と題するセミナーを開催し、これに同市で活動している繊維企業約30社が参加した。統計によると、昨年日本に輸出されたベトナム製繊維製品の輸出額は、2001年比20%減の4億8,000万ドルとなった。ホーチミン市で活動しているFashion
Force社(日系)のJun Miki社長によると、ヨーロッパ・アメリカ・日本市場において、ベトナム製より安値で品質が高い中国製がベトナム製のシェアを奪っているという。またベトナム繊維企業は、サンプルを軽視する傾向があるという。サンプルは縫製や品質が劣るものの、取引製品は質が高い。
(Lao Dong 1月16日,P.3/Nguoi Lao Dong 1月16日,P.7)
Da Nang市でLafien Viet Nam社に投資許可書発給
Lafien Viet Nam有限会社は、Da Nang市で今年初めて投資許可書を発給された。Lafien
Viet Nam有限会社は、ベトナム・日本・韓国・フィリピンによる合弁会社で、投資総額は350万ドルとなっている。同社は、工業分野向け各種機械および自動車のフィルターを生産する。
(Thanh Nien 1月16日,P.2)
一部の職種に残業代を支払わない方針
労働傷病兵社会福祉省およびホーチミン市労働傷病兵社会福祉局は、警備員・運転手・管理役員・企業指導者に対して残業支給制度を適用しない方針を明らかにした。労働傷病兵社会福祉省によると、残業時間で確定するのではなく、これら職種の性質と責任性を考慮して職務手当てと給料を決定するとしている。
さらに、専門分野・技術・行政などを担当する幹部職員で、残業が必須である場合、休暇で補充することにする。もし休暇が取れない場合は、各機関の責任者の決定で残業代を支払うことになる。
(Tuoi Tre 1月16日,P.2)
日本とフランスにベトナム観光促進事務局を開設
ベトナム観光総局のVo Thi Thang総局長によると、ベトナム観光総局は現在、日本とフランスでのベトナム観光促進事務局開設の準備を行っているという。今年第2四半期前半の開設を目指す。
同事務所は▽ベトナム観光情報の提供、▽観光事業のプロモーション活動、▽観光分野への外国投資誘致を行う。Thang総局長によると、活動初年度はベトナム政府が全経費を負担し、2年目からはベトナム観光総局が経費を負担することになるという。
これまでにおいて日本とフランスは、ベトナム観光分野にとって重要な市場で、今後も発展することが期待される。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam 1月15日,P.1)
ハノイに新たに4つの中小規模工業団地を建設
ハノイ工業団地・管理委員会によると、ハノイ市は年内に新たに4つの中小規模な工業団地を建設する予定だという。これにより、ハノイの中小規模工業団地は11件となる。
投資が準備されている中小規模工業団地リストによると▽Thanh Tri県Ngoc Hoi工業団地(面積56 ha・投資総額2,110億ドン<約1,406万ドル>)、▽Gia
Lam県Le Chi村Toan Thang工業団地(30 ha・400億ドン<約266万ドル>)、▽Tu
Liem県Phu Minh工業団地(23 ha・400億ドン<約266万ドル>)、▽Gia
Lam県Ninh Hiep工業コンビナート(65 ha・960億ドン<約640万ドル>)となっている。
現在、ハノイでは7つの中小規模工業団地が活動しており、69件(投資総額6,420億ドン<約4,280万ドル>)のプロジェクトを誘致している。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam 1月17日,P.4)
工業省各総公社所属企業の9%が赤字
工業省によると、工業省各総公社に所属している企業314社のうち、昨年、生産経営で赤字となったのは29社で、全体の9%に当たるという。それによると、宝石貴金属総公社所属の9社、繊維総公社所属の8社、皮革履物総公社所属の7社、製紙総公社所属の2社、などとなっている。これらの企業の赤字総額は約1,280億ドン(約853万ドル)に上っている。
(Dau Tu 1月17日,P.3)
ホーチミン市内の高級ホテル宿泊料を引き上げるべき
Omni SaigonホテルのHenk Meyknecht総支配人によると、昨年、ホーチミン市にある4つ星および5つ星ホテルの宿泊料は2001年と比べると値上がりしたものの、香港・タイ・シンガポールなどのアジア各国と比べると、ベトナムのホテル宿泊料は安値だという。同総支配人は、4つ星・5つ星高級ホテルはアジア各国の高級ホテルの宿泊料と同額にするために、今後数年間で約25〜30%引き上げるべきだと述べている。
また現在の状況から判断すると、ホーチミン市はアジアからの旅行客(特に中国人)向け3つ星ホテル数軒の建設が必要だ。
(Dau Tu 1月17日,P.12)
水産物輸出額が20億ドル突破
1月10日の午後ハノイで、ベトナム水産物分野は2002年度の水産物輸出額が20億ドルを超えたのを記念して祝賀会を設けた。Vu
Khoan副首相も同席に参加した。
この席でベトナム水産物加工輸出協会(VASEP)のNguyen Thi Hong Minh会長は「全国の水産物分野の多大なる努力と創造的労働精神により、2002年におけるベトナムの水産物輸出額は20億2,800万ドルに達しました。これでベトナムは世界における水産物輸出上位10カ国の仲間入りを果たすことができました」と述べた。
(Sai Gon Giai Phong 1月11日,P.1)
2002年、自動車市場が大きく成長
Toyota Viet Nam社によると、昨年12月から同社の自動車購入希望者は、今年2月まで待たなければならないという。全国にあるToyota
Viet Nam社の代理店のほとんどで、展示用自動車も販売し尽くしている。昨年の同社の自動車販売台数は7,335台に上った。1日の生産台数が30台である同社のMe
LinhおよびVinh Phuc工場は、自動車の需要が高まっている年末における供給を満たせない状態だ。
Toyota Viet Nam社だけでなく、他の自動車合弁会社も昨年の自動車販売状況はかなり良好だった。
Vidamcoブランドで馴染みのDaewoo社も昨年の自動車販売台数は3,719台で、2001年の2,906台を上回った。またFord社も2001年の1,915台を大きく上回る3,685台を販売した。高級自動車を生産しているMercedesやVMC(BMW車の組立)合弁各社も販売台数が増加した。販売台数が最も少なかったのはHinoだが、それでも2001年の103台を上回る156台を販売した。
自動車購入に関しては、企業および個人の需要が高まっている。これに対し、行政機関による自動車購入は日に日に減少している。Toyota Viet Nam社の統計によると、2001年は国家組織・機関による自動車購入が全体の43%、個人によるものが50%となっていたが、2002年はこれが38.2%と56%となった。Vinastar(Mitsubishi自動車の組立)・VMCでも同様の傾向が見られる。
ベトナム自動車メーカー協会(VAMA)によると、昨年の自動車販売台数は2001年比38%増(1万9,556台)の2万6,872台に上り、自動車部門にとって成功を収めた年といえる。VAMAのある幹部は、自動車分野の発展はベトナム経済の成長と政府の的確な方針によるものが大きいという。このような状態を維持することができれば、今後さらにベトナムの自動車市場は大きな成長が期待できるだろう。
(Thanh Nien 1月15日,P.4)
ベトナムの生命保険市場は今後も発展
2002年12月にイギリスの生命保険会社Prudentialの会長に就任したDavid
Clementi氏は、アジア訪問にあたって最初にベトナムを選んだ。旧正月前にホーチミン市を訪れた同氏が本誌のインタビューに応じてくれた。
Q:あなたはPrudentialグループの会長としてアジアを訪問するにあたり最初にベトナムを選ばれましたが、選択には慎重になられたのでしょうか?それとも偶然ですか?
A:私は会長に就任したばかりでベトナムを訪問できたこと、またこの地でのPrudentialの経営成果を称える機会が持てたことを大変嬉しく思っております。ベトナムが私たちにとって大変重要な市場だということを認識することができました。また、このように弊社がベトナムとの間で交わした誓約を実現できたことを嬉しく思います。近いうちにまた、ベトナムを訪問したいです。
Q:ベトナム経済について貴方は個人的にどのようにお考えですか?
A:以前に比べ世界規模で経済が困難に直面している状況においてもベトナムの経済は着実に成長し続けると思っています。機械設備の輸入量がかなり多いということは国内需要の増加と着実なGDP成長を意味しています。私たちはここ数年のベトナムの発展を心から称賛します。特に商業分野におけるベトナム政府の政策はこの先も積極的な経済成長が継続するのを後押しすることでしょう。
Q:ベトナムにおける生命保険市場の潜在能力について詳しくお話いただけますか?
A:堅固な生命保険市場は、ベトナムで暮らす人々が家族を守り、また家族のためにお金を残しておくことを補助する大変重要な役割を果たしております。Prudentialは生命保険事業の活動に関して競争を奨励し、システムの明白化・法理化を目指すベトナム政府の独創的な考えを支持します。ベトナムの生命保険市場は今後ますます発展することでしょう。
Q:貴方はPrudentialのベトナムでの活動をどのように評価していますか?Prudential
Vietnamの今後の目標は何ですか?
A:私たちはベトナムにおける事業の成果に十分満足しています。先月Prudential
Vietnamは100万人目のお客様を迎えることができました。これは常日頃から努力してきたことの結果だと考えています。私たちの成功は仕事や専門知識に対し努力を惜しまない姿勢、またHuynh
Thanh Phong社長をはじめほかのスタッフたちの努力の反映だと思っています。私たちは今後もベトナムにおいて発展し続けることを確信しています。
Q:ここ数年、不景気により市場が打撃を受け投資活動を行う企業の多くが深刻な状況に直面していますが、こうしたなかでPrudentialはどのようにして評価を得てきたのでしょう?
A:全世界規模の長期に渡る市場の低迷は生命保険業界にも支払能力の低下、資金の減少といった影響を及ぼしています。しかしPrudentialは生命保険業界のトップクラスに位置しています。わが社の長期資金はまだ十分に確保されておりますし、ムーディーズ(各企業の経営に関する格付け会社)からPrudentialをお客様に安全な商品を提供し続ける優良企業という評価を得ています。
(Thoi Bao Kinh Te Sai Gon 1月9日,P.39)
***** 統計情報 *****
献血者の0.17%がHIV感染者
ホーチミン市Pasteur院で1月14日、HIV/エイズおよびデング熱予防接種に関する国家目標プログラムと疫病予防会議が開催され、これに32の南部地域の各市・省の代表200人が参加した。Pasteur院実験室の統計によると、昨年末時点においてエイズによる死亡者は全国で4,914人、HIV感染者は5万9,565人に上り、うちエイズ患者は8,830人となったという。また警告に値するのは、献血に訪れた人の0.17%がHIV感染者となったことだ。
(Lao Dong 1月15日,P.7)
ベトナム企業は商標に関する認識が低い
ベトナム企業500社に広告に関する調査を行った。その結果▽95%が商標は競争の武器となると認識していない、▽70%がロゴ開発部門を設けていない、▽80%が商標関連事業に売上の5%に相当する金額を投資していない、▽50%以上が広告会社に商標関連事業を依頼していない、などとなった。各企業は外部にサービスを依頼するものとして、広告と法的手続きの2つを挙げているが、商標の確立と宣伝活動において重要である商標開発・マーケティング活動・戦略確立などの活動に関心を寄せている企業はわずかだ。また商標の価値に関するコモンセンスが欠けていることも問題だ。社会全体がベトナム商標発展を積極的に支援しておらず、またベトナム商標発展に有利な環境も作り出していない。
(Thanh Nien 1月16日,P.7)
低品質な外国製医薬品が増加
1月15日、医薬品の品質に関する記者会見が行われた。ベトナム医薬品管理局によると、ベトナムに昨年輸入された外国製医薬品で、品質が劣るものが全体の51%を占め、2001年の16%を大きく上回った。これに対し、国内製医薬品で品質が劣るものは19%で、2001年の44%から減少した。低品質の外国製医薬品が増加した原因は、一部の韓国企業が含有量基準を満たさないSerratiopeptidase酵素を含んだ医薬品30ロットが押収されたためだ。現在、ベトナムで活動している外資系製薬会社は246件で、ベトナム医薬品市場の43%を占めている。
(Lao Dong 1月16日,P.1)
メコンデルタに進出する外国投資プロジェクトが増加
統計によると、昨年メコンデルタに進出した外国投資プロジェクトは21件(投資総額は1億700万ドル)で、2001年の13件(同2,240万ドル)を上回る結果となった。各省別投資誘致割合は、Long
An省がトップで11件(同8,300万ドル)、次いでCan
Tho省が3件(同1,300万ドル)、などとなった。投資プロジェクトを1件も誘致できなかった省は、Dong
Thap省・Ben Tre省・Soc Trang省・Ca Mau省となった。
またメコンデルタにおいて現在も有効な外国投資プロジェクトは132件(同10億9,400万ドル)、投資実行額は投資総額の70%に相当する7億6,800万ドルで、全国における投資総額の投資実行額が占める割合53%を上回っている。このように投資実行額が高いため、すでに活動を開始しているプロジェクトは60件に上り、累積売上高は11億7,500万ドルでこのうち輸出額は約3億8,000万ドルとなっている。また6,500人の労働者を雇用している。
(Dau Tu 1月17日,P.3)
***** 一口ニュース *****
カフェバーNhac tre Number One(ナンバーワンヤングミュージック・ホーチミン市Phu
Nhuan区Nguyen Van Troi通り)で1月13日、トイレにあった電線による漏電で、利用客の1人が感電死
(Tuoi Tre 1月15日,P.2)
ホーチミン市人民委員会は、3,470億ドン(約2,313万ドル)を投入し、同市7区第2
Tan Thuan橋を年内に架橋することを決定
(Phap Luat 1月16日,P.1)
ベトナム観光総局の統計によると、全国に1〜5つ星のランクを付けられたホテルは850軒
(Dau Tu 1月17日,P.12)
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外国為替相場 (Viet Com Bank ホーチミン支店・1月19日現在) キャッシュ USD/ドン 15,428 |
***** 入札情報 *****
□ 各種設備の納入入札
開催者: ホーチミン市電力公社(Cong ty Dien Luc Tp. HCM)
入札項目: 電話・コンピューター・カメラ・避雷針・火災予防システムの供給・設置
書類入手期限:1月22日〜2月21日
問い合わせ先:ホーチミン市電力公社(12 Nguyen Thi Minh Khai St., Dist.1, HCMC)_
Tel: (84-8)9100227 Fax:(84-4)8229457
□ オートバイの納入入札
開催者: Lai Chau省Son La農村開発プロジェクト管理委員会
(Ban Quan ly Du an Phat trien Nong thon Son
La - Lai Chau)
納入項目: オートバイ25台
書類提出期限:2月18日
問い合わせ先:Son La-Lai Chau農村発展管理員会
(Muong Thanh Hotel, 25 Him Lam Ward, Dien
Bien Phu Town, Lai Chau Province)
Tel: (84-23)810698/810711 Fax:(84-23)810618
***** 事件・出来事 *****
巧妙な詐欺事件に注意
ホーチミン市の家電製品販売店で巧妙な詐欺事件が発生した。それによると、ある青年がホーチミン市Thu Duc区Vo Van Ngan通りにあるVan Can家電製品を訪れ、中国製スピーカーなど総額1,000万ドン(約666ドル)相当の製品を購入した。青年は、数十万ドンを支払い、販売員が家まで製品を運び、取り付けが済んでから残金を支払うのはどうかと提案した。
青年は身なりもきちんとしており、まじめそうに見えたので、販売員のCさんはこの青年の申し出に同意した。青年は高価な家電製品をしっかりとバイクに結び付けた。そしてCさんに中国製スピーカーを持って後部座席に乗るように言った。2人がThu
Duc区Hiep Binh Chanh街区まできたところで、ある美容院の前で青年がバイクを止めた。美容院の中から女性が出てきて、青年は自分の妻だとCさんに紹介した。青年は、妻がこの美容院を経営しており、自宅はすぐ近くの路地の中だと説明した。妻は青年が買ってきた家電製品を安くてきれいと褒めた。
その後、青年とCさんは路地の中にある別荘の前でバイクから降りた。すると青年が「鍵を忘れてしまいました。妻の美容院まで行って鍵を取って来ますので、ここで待っていてください」とCさんに言った。1時間待っても青年が戻ってこないので不安に思ったCさんは美容院へ行ってみることにした。すると、美容院の主人が出てきて、さっきの女性は今日初めての客で、パーマをかけた後に帰ってしまったと告げた。
(Phap Luat 1月16日,P.9)
Nha Trangビーチが世界で最も美しいビーチの1つに
Khanh Hoa省人民委員会のPham Van Chi委員長は1月15日、海外のビーチに関する専門家や学者らのNha
Trangビーチに対する評価を発表した。それによると、自然の景観、気候、海岸都市開発区画状況などを考慮すると、Nha
Trangは世界の美しいビーチの1つであるという。フランスのビューティフルビーチクラブの支援により、Nha
Trang市はワールドモーストビューティフルビーチクラブへの加盟手続きをすでに終了した。
現在、Nha Trang市はKhanh Hoa省300周年記念を祝い、4月初旬から行われるビーチフェスティバルの準備を行っている。
(Lao Dong 1月17日,P.1)
フェスティバルHue 2004 に向けてホテル客室増設
Hue市にあるSaigon MorrinホテルのTao Van Nghe総支配人によると、フェスティバルHue
2004に向けて、同ホテルは客室54室を増設する予定だという。
これまでにHue市では増加する外国人観光客にサービスする客室が不足するケースが多く見られた。同市にある4つ星ホテルは、Saigon
Morrinホテルの他にHuong Giangホテル・Lang
Coホテル・Riversideホテルとなっている。これらホテルの客室稼働率はかなり高くなっている。
(Dau Tu 1月17日,P.12)
***** コラム *****
土地バブルと泣き笑い(後編)
土地価格が高騰し始めた頃、8人の子供たちからの圧力に負けて、N.T.D.さんはBinh
Tri Dong村3部落の先祖代々受け継がれた土地をすべて売り払うことにした。子供たちに財産を分け与えた後で、D.さんは大きな家を建てて長女夫婦と一緒に住むこと、まだ結婚していない息子2人に高級オートバイを買ってやることを約束した。約束どおり兄のほうにHonda@を買ってやった後、末息子のほうはまだ子供っぽく落ち着きがないのでSuzuki
Sportsを買い与えた。どうしたことか末息子はオートバイをなくしてしまい、母親にもう1台オートバイを買うように要求した。彼の論理では、Suzuki
Sports は2台でHonda@と同じ価格なのだからということだった。D.さんは老後や自分の葬式のために5,000万ドン(約3,300ドル)を銀行に貯金しているだけだったので、この要求を頑として聞き入れなかった。2人の息子は義兄の加勢を得て、D.さんが土地を売る際に子供の意見を聞かなかったことを理由に訴えを起こした。息子の訴状のために、売り払った土地が使用できなくなった。そこで、新しい土地の所有者はD.さんに金を返すように要求したが、土地を売った金はすべて使ってしまっていたため、返済することができない状態だった。新築した住宅は娘婿の言葉に従って娘夫婦の名義にするようになっていたが、実際には娘婿だけの名義になっていた。何度にも渡る争いの末に、D.さんは妹の家に居候させてもらうことになり、彼女が死んだ時にはどの子供も葬式に参加しないようにとの遺言書を作成するに至ったのだった。
今年80歳以上になるT.さんは、子供たちの争いごとの和解調停裁判に出席するために、杖をつきながらBinh
Chanh県Vinh Loc B村人民委員会に入っていった。目を真っ赤にしながらT.さんが語るところによると、先祖の残してくれた土地を売りたくなかったものの、子供や孫から商売の元手にしたいからとせがまれて仕方なく聞き入れることにしたが、実際には商売を始めるどころか、もうすぐ天からお迎えが来る歳になってまで、子供たちの争いの証人として裁判に出なければならなくなったということだった。彼女の子供たち5人はこれまで非常に仲良く暮らしていたが、土地が数百テールの価格で売れてから争いが始まった。上の2人の子供は年下の兄弟よりも財産を多く受け取ることを要求したが、下の子供たちは長年に渡って農業をしてたくさん汗を流したのは自分たちなのだから平等に分配するのが道理にかなっていると主張した。争いに決着がつかなかったので、兄弟たちは村に訴えて出て解決してもらうことにしたのだった。しかし、村でも解決することができず、兄弟たちは村の人民委員会から出るや否や物凄い勢いで喧嘩を始めた。可愛そうなことに老母は止めに入る力もなく、ただ天に祈るしかなかった。彼女はもう涙も涸れてしまい、足取りはさらに重く、背中はますます丸くなってしまっていた。
(Sai Gon Giai Phong 1月6日, P.4)
工業形式による安全野菜生産
2002年の年初3カ月間に843人が野菜を食べて食中毒を起こし、このうち36人が死亡した。汚染された野菜の大部分はキャベツ・高菜・白菜・小松菜・空心菜などの葉物野菜となっている。野菜による食中毒または死亡事故は、ベトナムにおいて大きな問題となっている。
国が野菜の安全性検査のための具体的な規定を作成し、その規定を適用するのを待っていては非常に長い時間がかかってしまうため、市民の重要な食料源である安全な野菜の供給を保証するために、ベトナムの青果物分野は工業形式による安全野菜生産技術プロセスを緊急に確立する必要がある。同時に、輸出の機会を捉えることができればベトナムにとって非常に利益となる。衛生安全問題が原因で、日本は中国からの青果物輸入を120万トンから30%削減しており、この36万トンに相当する穴をベトナムなど他の国が埋めることが期待されている。
工業形式による安全野菜生産がベトナムとって有利な点は、第1に生産効率が高く・品質が良く・安全で・外国市場で信用を得られる野菜品種生産のために、世界の近代的科学技術の成果をベトナムの環境に応用することができることだ。ベトナムはオーストラリアのFreshare青果物品質検査プログラムなどを参考にして、工業形式による安全野菜生産を進めることが必要だろう。
第2に、ベトナムの農村における労働力は非常に豊富(2,500万人)・非常に若い(25歳が大部分を占める)・安い(1999年のベトナムにおける1人当たりGDPは375ドルで中国と比較して48%も低い)ことから、ベトナムの農産品価格は非常に低く押さえられ、中国を含めた世界中のすべての国と競争力を持つことになるだろう。
第3に、ベトナムの気候と土地は多くの種類の青果物に適合するため、熱帯および温帯青果物の生産を同時に行うことができる。
第4に、ベトナムは国内市場8,000万人以上に加えて観光客200万人を擁しており、これは輸出前の品質査定に十分な市場だといえる。
第5に、ベトナムはシンガポール・中国・香港・日本・韓国などアジアの大きな輸出市場の中心に位置している。これら市場だけでも毎年約120億ドルの青果物が輸入されている。仮に、ベトナムの輸出額がこれら市場の10%を占めるだけでも、年間に12億ドルを得ることができることになる。これが実現できれば、青果物の栽培には稲作よりも多くの労働者が必要なため、ベトナムは農村における労働問題を解決することができる。
しかしながら、未発展のベトナム青果物分野には多くの困難があるのも確かだ。例えば、生産が小規模なため新技術の応用・機械化・買い付け・収穫後の技術応用・運輸が困難になっている。また、青果物の生産技術がまだ低く農機具もまだ多くないので、大量生産には障害がある。
ベトナムで生産されている青果物の苗は、在来種の使用が大部分を占めている。これらは、顧客の嗜好に最適なものとはなっておらず、特に輸出するとなるとこの問題の解決が必須条件となる。
ベトナムの生産業者と青果物専門家はおもに国内の要求を重視するだけで、外国市場にあまり注意を払っていない(条件がないため)ことから、ベトナムの青果物は国内または“厳しくない”輸出市場の要求しか満たすことができない。
ベトナム産青果物の品質は、特に安全衛生の面に関してまだ保証できず、現在のところこれに関して全責任を持つ機関もない。
大きな飛躍を遂げるためには以下の条件が必要だ。まず、人事面における専門化が挙げられる。各省庁・地方・研究院の専門員を含めた青果物分野に従事する人々を、短期間の海外研修などの方法により、技術・品質・管理に関する国際的な見識に触れさせなければならない。また、専門分野グループ・協会(トマト栽培者協会・ハウス栽培者協会など)による訓練コースや活動奨励なども必要だ。
第2に、生産業者の見識を広めなければならない。先進国と違い、ベトナムの農業大学卒業者は生産要員ではなく、大部分が各省庁・地方・研究院に属する役人となっている。このことから、政策と生産のズレ・管理と応用のズレなどが発生している。これらの困難により、生産が方向を外れたり行き詰まりが発生したりすることが少なくない。農家・生産業者の見識を広げ、農民が大学で学ぶことを奨励することにより、自らの力で農場を管理することができるようにする。このことは、今すぐからでも始めなければならない不可欠な歩みとなっている。
第3に、市場に関する視野を広げることが必要だ。農民・生産業者に対して、国内・国際市場(特に中国・日本・香港・シンガポールなどの近隣大市場)の要求・輸出可能性・変動などに関して十分・詳細な情報を伝達し、彼らが国内外の状況を把握できるようにしなければならない。
第4に、ベトナムの青果物分野の“国際化”が不可欠だろう。無駄な時間や経費を使うような模索を避けるため、日本・韓国・欧州・アメリカなどの市場における農作・品質・保存に関する要求を参考にして、国際標準に適合するベトナム青果物分野を確立しなければならない。近代的な輸出技術移転のために、外国企業の投資を呼びかけることも必要だ。
ベトナムの安全野菜市場は、目下のところスーパーマーケットとなろう。ハウス栽培システムのような工業方式による安全野菜販売の組織・管理および市場との連携が上手くかみ合うようになったとき、ベトナム全国および国際市場向けの生産段階に進むことができるようになる。具体的には、中国・日本・韓国・東南アジア各国といった年間約120億ドル規模の青果物市場向けに輸出を行うことが考えられるだろう。ベトナムは、日本市場向に生鮮・乾燥野菜の2種類の製品を輸出することが狙える。日本人は玉葱・カボチャ・牛蒡・カリフラワー・アスパラガスなどの栄養価の高い青果物を好んでいる。日本市場に参入することができれば、ベトナムは他のアジア市場に参入することが容易になるだろう。
(Thoi Bao Kinh Te Sai Gon 1月9日, P.34 / P.
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