
***** 政治・経済 *****
Hewlett-Packardグループがハイテク産業地区プロジェクトに投資
1月23日午前、ホーチミン市人民委員会本部において、同市ハイテク産業地区管理委員会とアメリカのHewlett-Packard(HP)グループとの間で投資合意契約が交わされた。同契約によると、双方はハイテク工業地区におけるHPの生産事業発展に向けて協力し合っていくことになっている。HPがハイテク地区に投資を行うことで、世界における同社のメンバー企業を同ハイテク工業地区に誘致する上で強い影響を及ぼすことになる。また、ホーチミン市はHPへの税金・土地借地料の面で最も高い優遇措置をとることも誓約している。
計画によると、HPはまずハイテク技術商品の生産基盤の設立を優先的に行い、次に開発事業を展開して同分野の技術移転を行う方針だ。HPの同ハイテク工業地区への投資額は、当初の5年間で3億5,000万ドルに上ると見られている。
同管理委員会のPham Chanh Truc委員長は、同合意はベトナムの工業が急成長する上で良い機会であり、HPグループの生産企業や部品供給企業による今後の新投資プロジェクトに対して新たなステージを提供する道を開くものだと同合意を高く評価している。
この日は両者の契約締結後、同管理委員会とAllied Technologiesグループの間でも投資契約が交わされた。同グループはシンガポールの企業でHPの正規部品供給会社であり、投資額は5,200万ドルとなっている。
(Thanh Nien 1月24日, P.2 / Nguoi Lao Dong 1月24日, P.7 / Sai Gon Giai Phong 1月24日, P.1)
サイゴン川地下トンネルの建設プロジェクト項目を承認
ホーチミン市人民委員会はPacific Consultants International(日本)のコンサルタントによる東西大通りプロジェクトに属するサイゴン川地下トンネルおよびThu
Thiem新道路(ホーチミン市の1・2・4区を連結)の詳細建設項目を正式に承認した。サイゴン川地下トンネルは100年間の使用に耐えられるように、また時速60kmで通行可能なように設計されている。これらのメイン建設項目以外にも、同市1区とThu
Thiemにおいて陸橋・歩道橋などが建設されることになっている。
(Nguoi Lao Dong 1月24日,P.5)
日本基準の情報技術エンジニア検定に99人が参加
Quang Trungソフトウェアパークで、ホーチミン市情報技術育成センターは、情報技術エンジニア補助・検定センター(VITEC)およびJITEC(日本)の協力により、第2回情報・電子技術基礎検定を行った。同検定には99名の技術者が参加した。同日、同センターは19人を対象に日本基準によるソフトウェア分析・開発エンジニア検定も行った。前回のテストの合格者には科学技術省による証明書が発給されており、日本で育成された情報技術エンジニアと同等の技術を持っていることが日本側から公認されている。
(Sai Gon Giai Phong 1月28日,P.5)
各港の税関はテト期間中も24時間体制
ホーチミン市税関局はTan Cang・Khanh Hoi・Ben Nghe・ICD Phuoc
Longの各港、Tan Son Nhat空港、郵便局、Tan
Thuan・Linh Trung輸出加工区の8つの税関およびTan
Tao‐Binh Chanh工業団地に設置されている内陸税関手続所に対し、観光客の出入国および輸出入品の手続きに対応するために、テト期間中の当直体制とは別に24時間体制で勤務する班を組織することを命じた。テト期間に輸出入をする要求がある場合、4時間前に荷主は各港に当直している税関幹部にその旨を報告しなければならない。
(Sai Gon Giai Phong 1月28日,P.2)
サイゴンツーリストが観光分野のインフラ設備に投資
2002年サイゴン観光総公社(サイゴンツーリスト)は、利用客数が前年比10%増・売上高が同20%増・利益が同30%増となり、国内観光業社の中でトップの成長率となった。同社の幹部によると、高級嗜好の顧客が日増しに増えているため、サービス向上のための投資が早急に必要だとのことだ。現在ホーチミン市の中心部では、Rex・Continental・Majestic・Kim
Doなどの高級ホテルが数百億ドンを費やして、増築や設備投資を行っている。サイゴンツーリストは現在、直接的な広告のほかにテレビを利用した観光番組も放送して、観光客の招致を行っている。また、今年は多くの場所でのシステム改善・インフラ整備に約4,000〜5,000億ドン(約2,667〜3,334万ドル)を投資する予定だ。また、600haから成るCan
Gio観光地区を拡張してビーチリゾートにすることも目指している。その他にも同社は、Ninh
Chu・Quy Nhon・Con Dao・Phu Quoc・Sapaなどでも高級リゾートの建設を計画している。
(Thanh Nien1月27日,P.3)
外国人は株式会社設立に参加できるか?
ベトナム経済時報(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)に寄せられた、外国人による投資に関する質問とそれに対する回答を紹介しよう。
Q:私と何人かの友人は、ハノイで建設分野の株式会社を設立する予定です。このうち1名は外国人なのですが、このような場合私たちはどういった手続きをする必要があるのでしょうか?また、どのようにして会社を設立すれば良いのでしょうか?
A:事業法および現行の指導公文書の規定によると、株式会社形式に関しては、外国人には株式の購入のみが許可されており、会社の設立メンバーとなることは認められていません。外国側が購入することができる株式の割合は、貴方がたの会社が株式市場への参加を認められているか否かに基づきます。株式市場に参加できる条件は証券および株式市場に関する政令48/1998/ND-CP号に規定されています。具体的なことを教えていただければ、それに基づいてより具体的な回答ができると思います。
また、貴方がたはベトナムの事業法に基づき会社を設立することが可能です。会社設立後、外国投資法に基づいて外国人の友人と一緒に合弁会社を設立するのです。この方法を用いると、貴方の外国人の友人は双方が合意した比率の出資金で合弁会社のパートナーになることが出来ます。ただし、この場合どちらかのパートナーの出資率が30%未満となることは認められません。
(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam 1月27日,P.8)
Vinabico‐Kotobuki社が株式化の準備
Vinabico‐Kotobuki製菓社は、年末商戦に向けて前年同期比13.18%増で菓子生産を行っているにも関わらず、需要に追いつかないためさらに増産しなくてはならない状態となっている。同社のDuong
Thi Hong Lam社長は「我が社は努力の甲斐あって、今年は設立以来最高となる生産量および利益を上げることが出来ました」と興奮気味に語った。
今年のテト(旧正月)に、同社は850トンの菓子各種を生産および販売する計画だ。内訳は、缶入りの菓子が14万5,000箱、紙箱入りの菓子が26万箱、プラスチック箱入りの菓子が2万箱、袋詰めの菓子が700トンとなっている。合弁会社としての10年間に渡る活動を経て、今年から国営企業としての資格で正式に活動を開始するに当たり、こうした目覚しい結果は非常に意義のあることだ。2000年の時点には、すでにVinabico‐Kotobuki合弁会社のベトナムパートナー側(サイゴン貿易総公社直属)が大きな力を持つようになり、外国パートナー側の投資分を買い戻したいとの意志を表明していた。2001年12月になって、サイゴン貿易総公社は同社の工員たちの願望と国の政策に適合する株式化方針により、同合弁会社の日本側パートナーの株を買い戻す交渉を進めることを正式に決定した。2002年11月の初め、Vinabico‐Kotobuki社の設立許可申請登録書が提出され、今年1月半ばになってホーチミン市人民委員会により設立許可書が発給された。こうして同社は10年間に及ぶ外国パートナーとの合弁形式から国営企業に立ち戻り、現在はお馴染みとなった“白鳥”の商標で精力的な活動を行っている。
2002年の同社の利益額は、設立以来最高となる前年同期比20%増に達した。合弁会社から国営企業への転換に当たり、“退職手当”と称して同社は従業員250人に対して1人当たり最低500万ドン(約330ドル)・総額14億ドン(約9万3,300ドル)の手当てを支給した。これには1.5カ月分のボーナス(1人当たり約200万ドン・約133ドル)および記念品(1人当たり約20万ドン)・優秀な成績を上げた個人および幹部に対して支給された奨励金1億2,000万ドン(約8,000ドル)は含まれていない。今年、同社の工員たちはこれまでにない楽しいテトを迎えることができそうだ。
長年に渡り消費者から高品質ベトナム製菓子として選ばれ続けてきた“白鳥”商標と共に歩んできた工員たちの願望通り、同社はテト明けからサイゴン貿易総公社の第1期プログラムに基づいて株式化を進める予定だ。
(Sai Gon Giai Phong 1月28日,P.3)
ホーチミン市、1月に5件の外国投資許可書を発給
ホーチミン市計画投資局によると、ホーチミン市が1月に投資許可書を発給した外国投資プロジェクトは、前年同期より3件少ない5件(投資総額約120万ドル)に留まった。内訳は100%外資プロジェクトが4件(同59万5,000ドル)、合弁プロジェクトが1件(同60万ドル)となっている。
さらに4つのプロジェクトが170万ドルを増資した。これにより、年初からこれまでの投資額は290万ドルとなった。また現在も有効な外国投資プロジェクトは1,260件(同112億9,300万ドル)に上っている。
(Dau Tu 1月27日,P.3)
ホーチミン市で1月に27の外国駐在員事務所設立
ホーチミン市商務局の報告によると、1月に27の外国駐在員事務所に活動許可書を発給した。韓国・香港・中国・台湾・イギリス・ロシア・オーストラリアなど11の国・領土となっている。
これによりホーチミン市にある外国駐在員事務所は、51の国・領土からなる1,735に上り、8,204人(うちベトナム人スタッフは6,112人)が就労している。活動分野は主に商業・工業・建設・運輸・医薬品・銀行・保険・広告・コンサルティングサービスなどとなっている。
(Dau Tu 1月27日,P.3)
昨年、ハノイの各輸出加工区・工業団地に19社が進出
昨年、ハノイの各輸出加工区・工業団地に進出したプロジェクトは19件で、プロジェクト総数は56件、投資総額は6億ドルと1,060億ドン(約707万ドル)に上った。
ハノイにある5つの工業団地のうち、Sai Dong B工業団地はインフラ整備が完了している土地はすべてリース済みとなった。Thang
Long工業団地は、年内にはすべてリースされることが予測される。Noi
Bai工業団地は長い間1件の投資プロジェクトも誘致できなかったが、昨年は2件を誘致することができた。Thang
Long・Sai Dong B各工業団地は今年、敷地拡大に投資を行う予定だ。
(Dau Tu 1月27日,P.3)
アメリカ繊維協定の交渉を準備
工業省は1月27日、ベトナム‐アメリカ繊維協定締結に関する話し合いのため、2月19日にアメリカ関連当局が来越することを明らかにした。ベトナム商務省が交渉の指揮を取ることになっている。両者は、同協定締結のベースとなるベトナム繊維分野の生産状況や輸出の可能性(特にアメリカへの輸出)について話し合うことになっている。ベトナム繊維協会によると、昨年のアメリカ向け繊維製品の輸出額は、2001年比20倍増の9億ドルに達した。
(Lao Dong 1月28日,P.1)
日本人とフランス人観光客のビザ免除を建議
Sai Gon観光総公社(Saigontourist)は1月27日、2002年経営活動総括会議を行った。ホーチミン市人民委員会のHuynh
Thi Nhan副会長は、SEA Games 22・Ha Long観光イヤー・Sapa
100周年記念・Da Lat生誕110周年記念・Nha Trang
350周年記念など、 今年は観光分野にとって大きなイベントが盛りだくさんの年だと述べた。またNhan副会長は、ホーチミン市を訪れる外国人観光客が全体の60%を占めること、つまり延べ170万人の外国人観光客を招致することを目標としている。またホーチミン市は今年、観光客招致活動や宣伝活動に160億ドン(約107万ドル)を投資することを決定している。
またSaigontouristは政府・観光総局・関連当局に対し、期限付きでベトナムに入国する日本人とフランス人観光客に対するビザを免除することと、通行証でホーチミン市を観光する中国人旅客の受け入れ実験をSaigontouristに許可することを正式に建議した。またSaigontouristは、観光分野は大規模な投資が必要であるが、資金回収には時間がかかるため、観光区や娯楽場投資に優遇政策を適用することと、旅客運搬手段の輸入税を減税することも建議した。
(Nguoi Lao Dong 1月28日,P.2/Sai Gon Giai
Phong 1月28日,P.1)
ベトナム製AIDS治療薬を医療機関での治療プログラムに使用
1月28日に開催されたHIV/AIDS政策フォーラムにおいて、AIDS防止委員会事務局長のChung
A教授が発表したところによると、MST製薬会社がベトナムで製造しているAIDS治療薬を、2003年の各医療機関における治療プログラムで使用することが決まったという。同社が製造しているAIDS治療薬の価格は1錠当たり1万9,600ドンで、輸入品と比較して7分の1以下となっている。これにより、特に院内感染した医療幹部・HIVに感染した妊婦・AIDS患者など、一部の対象者に対する治療に使う薬の量を増やすことができる。
(Lao Dong 1月29日, P.1)
ガソリン輸入税を10%引き下げ
先ごろ財政大臣は、2002年12月26日付け決定162/2002/QD/BTC号に規定されている2710グループに属する一部商品の優遇輸入税率および名称の改正に関する決定08/2003/QD/BTC号を公布した。新しい優遇輸入税率は、各種エンジン用有鉛および無鉛ガソリンが10%(現行より10%引き下げ)、ナフサ・改質油(リフォーメート)などのガソリン添加物が10%(現行より10%引き下げ)、軽油・他の各種燃料添加物が10%(現行より10%引き下げ)となっている。同決定は2003年1月24日より発効し、税関機関に提出された輸入商品申告書に適用される。
(Sai Gon Giai Phong 1月29日, P.2)
ホーチミン市企業のボーナス平均額は170万ドン
ホーチミン市労働傷病兵社会福祉省・労働‐給与‐工賃室の最新報告によると、1月27日までに国営企業143社・総公社2社(Sai
Gon不動産総公社・Sai Gon建設総公社)・株式化会社44社・民営会社414社を含む603社および合作社5組織・生産経営組織6組織が給与・ボーナス計画に関する報告を行ったということだ。現在、上記の603社は15万7,670人の労働者を雇用しており、2003年1月の1人当たり平均月給は146万6,407ドン(約97.76ドル)、年末のボーナス額は171万42ドン(約114ドル)となっている。国営企業で働く労働者の平均ボーナス額は207万4,302ドン(約138.29ドル)・株式化企業では178万8,989ドン(約119.27ドル)・民営企業では89万1,645ドン(約59.44ドル)となっている。
(Nguoi Lao Dong 1月29日, P.3)
***** 統計情報 *****
Hoi An村を訪れる観光客が増加
Quang Nam省Hoi An村人民委員会事務局のDang
Thi Kim Nam女史は1月27日、昨年Hoi An村を訪れた観光客が2001年比30.6%増の延べ44万2,565人に上ったことを明らかにした。このうち、外国人観光客は全体の47.9%を占める延べ21万2,000人となった。また客室稼働率は同18.47%増の68.7%に達した。観光による収益は9,430億7,900万ドン(約6,287万ドル)で、Hoi
An村のGDPの56.89%を占めている。
現在Hoi An村では45の宿泊施設(部屋数1,237室)が活動している。またQuang
Nam省人民委員会は、今年中にHoi An村に観光客向け観光サービス情報センターを設立することを許可している。
(Nguoi Lao Dong 1月28日,P.4)
***** 一口ニュース *****
ベトナム航空がハノイ‐ベルリン間直行便を開通
(Dau Tu 1月27日,P.3)
ホーチミン市人民裁判所によると、2月25日から暴力団首領Nam Camの公判が行われる予定
(Lao Dong 1月26日,P.1)
ホーチミン市裁判所は、テト(旧正月)を迎えるにあたり246人の犯罪者を恩赦
(Tuoi Tre 1月28日,P.6)
日本政府は、医療設備供給を目的とし、Phu Yen省Son Hoa県保健センター(6万6,909ドル)とKhanh
Hoa省Cam Ranh村保健センター(8万574ドル)に無償援助
(Lao Dong 1月28日,P.7)
現時点でNha Trangにある各ホテル(Nha Trang Lodge・Yasaka‐Sai
Gon・Anna Mandaraなど)は全室予約済み
(Tuoi Tre 1月29日,P.10)
ホーチミン市の第2 Van Thanh立体交差橋(2車線)が1月30日に開通
(Sai Gon Giai Phong 1月29日, P.2)
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外国為替相場 (Viet Com Bank ホーチミン支店・1月29日現在) キャッシュ USD/ドン 15,433 |
***** 事件・出来事 *****
ホーチミン市へのトラック通行規制工程を公表
1月23日、ホーチミン市交通工務局のTran Quang
Phuong副局長は、同局がホーチミン市人民委員会にホーチミン市内でのトラック通行規制に関するスケジュールを提出したことを発表した。同規定の内容は▽3月以降、Binh
Phuoc橋からNguyen Van Linh三叉路を結ぶ国道1号線環状線の同市内区域で、ラッシュアワー時に2.5トン未満の軽トラックの通行を禁止する、▽ラッシュアワーの6時〜9時および16時〜21時の間、市内の公共道路での駐車を禁止する、▽7月以降、国道1A号線・国道52号線・Nguyen
Huu Canh・Ton Duc Thang・Nguyen Tat Thanh・Nguyen
Van Linh通りを結ぶ環状道路2号線を除く市内での大型トラックの通行を規制するなどとなっている。
(Nguoi Lao Dong 1月24日,P.5)
テト用食品の半分は不衛生
今月20日までに、Dong Nai省保健局調査室と予防医学センターは各関連機関と協力して、同省にあるすべての卸売市場でテト(旧正月)用食品58品目の検査を実施した。陳列販売されていた215品目の食品をサンプリング検査したところ、全体の43%に食品安全衛生規制に違反する合成着色料・ホウ酸などの食中毒を引き起こす可能性がある添加物が使用されていることが分かった。これらの添加物を含んだ食品は、Tan
Phu山岳県・Thong Nhat県・Long Khanh県に属する卸売市場で最も多く発見された。Dong
Nai省で過去に行われた同様の検査の中で、今回は食品安全衛生違反の割合が最も高くなった。
(Nguoi Lao Dong 1月28日,P.4)
“ベトナム人とテトを祝おう”ツアーを開始
Sai Gon観光総公社(Saigontourist)は1月末、外国人観光客向け“ベトナム人とテト(旧正月)を祝おう”ツアーを開始した。同ツアーはホーチミン市にあるおよそ20軒のホテルで紹介されている。1月24日、初めてのツアー参加者であるアメリカ人団体客が花市や寺院を訪れた。その後、シクロで市内を周り、ベトナム人の家庭を訪問した。訪問したベトナム人家庭では、テトの料理を紹介され、お年玉をもらった。
(Lao Dong 1月27日,P.1)
ベトナムコーヒーの益々の発展を願う
新年を迎えるにあたり、各界の著名人からお言葉をいただいた。日本貿易振興会(JETRO)のShigeo Naruse所長は「私はベトナム料理が好きです。その中でも特にベトナムコーヒーは大好きです。1日に少なくても6杯は飲んでいますよ。テト(旧正月)には私も“帰郷”します。東京にあるTrung
Nguyenカフェに行くつもりです。新年にあたり、今年もコーヒー栽培業者の方々にとって有益な年でありますことと、ベトナムコーヒーの品質の益々の発展をお祈り申し上げます。それと今年もさらに多くのコーヒーが日本へ輸出されることを願っています」と述べた。
(Tuoi Tre 1月29日,P.2)
耳障りなカセットテープによる販売
私は慢性的な関節炎のため、自由に歩くことができません。このため、家で翻訳をしたり、家庭教師をしたりして生活しています。私は路地の中に家を借りました。静かだとは言い難いですが、なんとか我慢できていました。“ネズミ捕りテープ”がやって来るまでは…。
この“ネズミ捕りテープ”は独特な宣伝を行っています。荷台にくくりつけたスピーカーからあらかじめ吹き込んだ金切り声の宣伝文句を音量いっぱいに流しながら、路地の中をうろちょろするのです。私はこの耳障りな声が聞こえたら、仕事の手を止めなければなりません。また仕事に集中するためにしばらく時間を要します。我慢ができなくなったので、他の区へ引っ越すことにしました。路地の奥だったのですが、またしても“ネズミ捕りテープ”を聞こうとは思ってもいませんでした。つまりどこへ行こうともこのテープから逃れることができません。
続いてはWallのアイスクリームです。アイスクリームの宣伝カセットテープに付いて子どもたちが替え歌を大声で歌います。まるで釘で耳の中を刺しているようです。私の家の前の路地で“ネズミ捕りテープ”を売るお姉さんと“アイスクリーム”のお兄さんがかち合おうものなら、耳に詰めたコットンが血で染まることでしょう。
さらに最近になって“1本1,000ドンSai Gonパン”が出現しました。毎朝、“Sai
Gonパン”を買って、“ネズミ捕りテープ”のお姉さんと“アイスクリーム”のお兄さんが来るのを待って、それらをパンに挟んで食べるときっと明日までおなかがいっぱいになることでしょう。このままだと、続いてどんなものが出現するのでしょうか?ゴキブリ退治パウダー・蝿捕りテープ・中身が家鴨の卵の肉まん…?パネルや垂れ幕による広告を規制する定めがあるのなら、市民の耳を守るためのカセットテープによる広告規制があってもいいのではないでしょうか?市民の15%は精神病にかかる可能性があると聞きました。道路工事・交通渋滞・身勝手なクラクションの音、これらに加えて“ネズミ捕りテープ”と“Wallアイスクリーム”を挟んだ“Sai
Gon パン”も精神病を引き起こす騒音なのです。
(Tuoi Tre 1月28日,P.5)
Binh Thuan省の農業農村開発銀行で7,500万ドンが盗まれる
1月27日、Binh Thuan省の農業農村開発銀行で盗難事件が発生した。現在までに、同行の給与基金金庫に保管されていた7,500万ドン(約5,000ドル)の現金が紛失していることが明らかになっている。同行は新築されたばかりの建物で、厳重な警備がされていた。同省の警察機関は盗まれた現金の行方を探ると共に、関係責任者の取り調べを行っている。
(Lao Dong 1月29日, P.1)
2002年建築大賞の授賞者を発表
ハノイで1月28日、建築賞評議会(ベトナム建築家協会・建設省・文化通信省)は“2002年建築大賞”の授賞者(2003年3月に授賞式を開催)を発表した。同コンテストには全国から174点の応募作品が寄せられていた。金賞を獲得したのはLuong
Anh Duong・Than Hong Linh建築士グループ(建設省所属・ベトナム民間建設諮問会社)の設計による“ハノイ・Noi
Bai国際空港T1ターミナル”で、賞金3,000万ドン(約2,000ドル)が授与される。この他に、7作品が銀賞(賞金2,000万ドン・約1,300ドル)・10作品が銅賞・30作品がテーマ賞に選ばれた。
(Lao Dong 1月29日, P.1)
***** コラム *****
山羊肉の話
“山羊”の年がもうすぐそこまで近づいている。“羊頭を掲げて狗肉を売る”という諺があるように、少なくない店で山羊肉と称して小牛肉が売られており、人々が山羊鍋屋で山羊肉だと思って牛肉を食べさせられている状況の中で、Sai Gonの山羊肉にまつわる話について語って見ることにしよう。
皆さんは、Sai Gonにも山羊牧場があるのをご存知だろうか?“牧場”とは言えば聞こえはいいが、実際にここ(11区)を訪れてみるといくつかの羊飼育小屋が建てられているだけだ。ここの主人はインド系ベトナム人のTu
Bongさんで、彼女によると最盛期には数百頭の山羊を飼育していたそうだが、現在はわずか数十頭が飼われているだけとなっている。山羊牧場から百メートル以上離れたところからでも、他の家畜とはまったく異なる山羊の独特な匂いが漂っているのが分かるほどなので、ホーチミン市内で山羊を飼うのは簡単ではない。ホーチミン市には山羊を飼うための草地がないので、Tuさんの家人は毎日のように、山羊を数キロ離れたところまで餌(草・グアバの葉・パラミツの葉など)を食べさせに連れて行かなければならない。これだけの頭数では販売するには十分ではないので、Tu
BongさんはPhan Rang(Ninh Thuan省)・Long
Thanh(Dong Nai省)からも山羊を仕入れて、1日に約10頭ほどを屠殺している。同市8区の3〜4世帯でも、Tu
Bongさんと同様にやはりインド系の家族によって山羊の飼育・屠殺が行われている。しかし、各省から持ち込まれる山羊がほとんどで、ここで飼われている頭数だけでは依然として販売するには足りない。このように山羊の供給源が限られていることから、現在山羊肉の価格は非常に高くなっている。
山羊肉はどこでも売られているわけではなく、Hoa Binh市場(5区)・Thiec市場(11区)・Phan
Van Hai市場(Tan Binh区)など数カ所に集中している。しかし、卸売りと呼べるような大量の山羊肉を供給しているのはHoa
Binh市場だけで、本物の山羊肉が買えると保証できるのはここ以外にはない。Hoa
Binh市場管理委員会によると、ここ数カ月前から山羊肉の販売量が増加(約20〜30%増)しており、中には1日に1,000kg以上に達する時もあるということだ。しかし、ここ数年前と比較するとこれでも少なく、というのも上記で述べたように山羊肉の価格が非常に高くなっているからだ。現在、山羊股肉の価格は1kg当たり6万5,000ドンとなっており、以前と比較して1万ドン以上も値上がりしている。この山羊市場では肉が売れ残ることは滅多にない。というのも、ほとんどがレストラン・食堂などの常連客への販売で、個人客はたまにしか買いにやって来ないからだ。
数量的・価格的にこのような状況になっていることから、多くの山羊鍋屋では80〜90%が小牛肉(山羊肉に似ているが、価格は1kg約3万ドンと山羊肉の半分)を売っているといって過言ではないだろう。山羊肉のように見せかけるには、山羊肉の匂いを少しばかり加えてやればいい。市場で本当の山羊肉を買いたければ以下のことを知っていなければならない。山羊肉の皮は非常に薄く、わずかに灰色がかった白色をしており、肉の層とぴったりくっついている。一方、小牛肉のほうは皮が非常に厚く、肉と皮の間に脂肪の層がある。山羊肉は筋が柔らかく・非常にきめ細かで・色は少し白みがかった赤色をしているが、小牛肉は筋が大きくて、ピンクっぽい色をしている。もし店に食べに行って、どちらの肉か判別しようと思ったら、皮と筋を見れば分かる。毎朝市場に山羊肉を仕入れにやって来るインド人のLoganathanさんによると、新鮮な山羊肉は“ピュア”な匂い(というのはどんな匂いか彼は言葉で説明することができなかった)がするが、古くなった山羊肉は鼻につく匂いがするということだ。また、注意が必要なのは決して雄のボス山羊を買ってはならないことで、この肉はどのように加工しても臭い匂いが消えず、食べても歯切れが悪く美味しくないそうだ。
山羊肉を食べに行く話に戻ることにしよう。グルメの人たちの間で噂になっているのは、Tran Quang Khai通りとBa Le Chan通りの交差点から100mほど入ったところにある山羊肉料理専門店“Bay
Hong軒”だろう。この店は幅1mほどの小さな路地の奥にあり、外の道にオートバイを預けて徒歩で入らなければならない。店は非常に狭く、以前はかなり古ぼけた建物だったが、最近になって新装開店したばかりだ。店主のBay
Hongさんは今年83歳になるが、開店してからこれまでずっと1人で顧客に料理を提供してきた。Bayさんは若い頃には西洋料理レストランでコック長をしていたそうで、きちんとした料理の免状も持っている。ここの山羊肉料理は山羊カレー・山羊肉炒め・山羊刺し・山羊焼き肉・山羊鍋まで揃っており、どのメニューも大変美味しく濃厚な香りがして、1度食べたら“病み付き”になること間違いなしだ。そんなわけで、ここの顧客はほとんどが長年の常連客で、口コミによってやって来た人たちばかりだ。Bayさんによると「1日に3〜4頭の山羊(約15〜20kg)を用意していますが、全部売ってしまったらそれで終わりです。山羊肉の価格が日増しに高くなっていますが、私は山羊を直接仕入れて自分で屠殺しているので多少安く済むんですよ。また、絶対に他の肉を混ぜたりするようなことはせず、1人分の分量を少し減らしてメニューの価格を維持するようにしています。お客様はこの店がずっと前から本物の山羊肉だけを売っているのを知っていて、食べ慣れているので本物か偽物かの区別がすぐ付いてしまいますからね。山羊肉を正しく料理するのは大変難しく、山羊の匂いを消すには大変な手間が掛かるんですよ。山羊を屠殺する前には水をかけて身体を洗い流し、酢を擦り付けて山羊に汗を出させなければなりません。それから、生きたままの山羊を逆さに吊るし、背骨を何度も強く叩きつけて山羊の血を頭に上らせます。そうしないと山羊の匂いが残って、とても食べられたものではありません。山羊肉は料理に使う前に1度焼いて、葫と一緒に炒め、漢方薬で蒸して、砂糖黍水で煮込みます。途中で絶対に冷たい水を注ぎ足してはいけません。そうすると山羊の臭みがすぐに出てきてしまうからです」とのことだった。しかし、Bayさんは「本当を言えば、いま店で出している山羊カレーは、昔と比べたら30%の仕上がりでしかありません。というのも、この料理を作るための香辛料は非常に高価なうえ、探してもなかなか手に入らないからです」と残念そうに語った。Bayさんの店の他にもDam
Sen・Tan Son Nhat空港地区・Nguyen Cong Tru通りなど本物の山羊肉を売っているところが数軒あるが、店の主人はBayさんの弟子か知り合いばかりだ。ここでもう1つ忘れてはならないのは、山羊肉を食べるだけに留まらず“貴重品”を追い求める顧客たちについての話だろう。その貴重品とは、“男根”の漢方薬煮とこれを漬けた酒で、恐らく上記の各店かHoa
Binh市場でしか本物を手に入れることができない。本物の“男根”の価格は1セット10万ドン(約6.6ドル)以上するし、漢方薬煮は20万ドン(約13ドル)前後もする高価な料理だ。最近は、“男根”の漢方薬煮を食べるのが流行になっている。
もう1つ、かなり特別な山羊肉料理を出す店がある。それは1区Mac
Thi Buoi通り73番地にオープされて4年になるインド料理店“Saigon
Indian”だ。このレストランのオーナーは、私たちがHoa
Binh市場で会ったインド人のLoganathanさんで、彼はオーナーであるだけでなく、市場での仕入れから調理(調理経験18年、インドで2年間山羊肉の品質管理・1年間山羊肉料理の試食専門員をしていたこともある)まですべてをこなしている。また、彼の他にもレストランではインドから呼び寄せた2人のコックが働いており、毎日のメインメニューは山羊肉料理(インド人は豚肉あるいは牛肉を食べない)なので、安心して“山羊肉料理中の山羊肉料理”を味わうことができる。開店時間に合わせてここを訪れると、食事の前にインド人の印象的な儀式(鐘を鳴らしたり経を唱えながら火を灯して回ったりする)も楽しむことができる。ここの山羊肉料理はほとんどがカレーで、非常に濃厚な味がして大変美味しい。インド式に基づいてスパイスが使われており、やはりインド式に料理されたナンやサフランライスと一緒に食べる。しかし、ここで1つ注意しておかなければならないのは、どのカレー料理も非常に辛いことだ。そこで、もし辛い料理が苦手な人は、食べながら涙が溢れ出ることを覚悟しておいたほうがいい。
(Tuoi Tre 1月27日, P.11)